車のメンテナンスノートを整理していたら、過去に様々な箇所の故障を修理してきた記録が出てきました。
この記事では筆者のメンテナンスノートの中から、車のタイヤ付近から液漏れを起こして修理したときの修理費用や予防方法をご紹介します。
車の下(タイヤ付近の地面)に液漏れのような跡が残る方の参考になれば幸いです。
液漏れの原因はドライブシャフトブーツの破損
筆者の車のタイヤ付近の液漏れは、車軸とホイールの関節部に装着されているドライブシャフトブーツというゴム製パーツの破損が原因でした。
ドライブシャフトブーツは、関節部にあるグリスを封じ込めたり外の砂埃などから可動部を守る大事な働きがあります。
もしドライブシャフトブーツの破損を放置したまま走行していると、やがてハンドルを切るときにカラカラカラという異音がしはじめます。また、ジョイント部分に水や砂などが入り込んで走行不能になる可能性もあります。
ドライブシャフトブーツの寿命
ドライブシャフトブーツは、サスペンションの上下動や走行時の急カーブ、悪路走行などで劣化しやすいです。
寿命は使用環境などによって異なりますが、5年または10万キロ程度となります。
ドライブシャフトブーツの修理費用
ドライブシャフトブーツの修理費用は、工賃込みで1箇所およそ1万円前後です。
ちなみに筆者の車はカー用品店で10,900円(税別)でした。
ディーラーで修理すると高くついてしまうので、とくに拘りがなければカー用品店に修理を依頼すると良いでしょう。
【豆知識】ディーラーはなにかと高い
故障時の修理代だけでなく、定期メンテナンスや車検にかかる費用もディーラーは高額になりがちです。
安心感を求めるならディーラーが最適かもしれませんが、費用を抑えたい方はカー用品店やネット車検サービスといった選択肢も視野に入れておくべきです。
例えば、車検なら「楽天Car車検」という車検予約サービスがあります。楽天Car車検は車検を受けると楽天ポイントが貯まる特典があり、近年利用者が増えている人気の車検予約サービスです。
このようなサービスを活用し、自分の予算に合ったメンテナンス方法を見つけましょう。
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ドライブシャフトブーツの破損は車検に通らない
ドライブシャフトブーツは破損したままの状態で車検に通らないため、もし破れていることに気がつかなくても車検時に交換を促されます。
しかし、タイミングが悪く車検を終えたばかりの時期に破損してしまった場合は、知らない間に車を痛めてしまうことも考えられます。
緊急性を要する故障ではないものの、こまめに定期点検に出していない方はたまに自分で点検しておくと良いでしょう。
ドライブシャフトブーツ破損の予防方法
カー用品店で整備士に聞いた話によると、駐車する際はハンドルを切ったままにせず、真っ直ぐに戻しておくと少しは破損防止に繋がるとのことでした。
気になる方は試してみてください。